出会いツナがるレポート

心に残る出会いの体験談を集めています。

フラワーアレンジメント パートナー

 

語り手プロフィール

女性・36歳・専業主婦。
出産と同時に退職し、ずっと子育てと専業主婦だけをやっていました。子供が幼稚園に入園し、やっと少し自分の時間が持てるようになり、子育ては楽しいものの、何か物足りなさを感じていました。

 

出会った相手のプロフィール

私より2つ歳下の34歳の彼女は、2人の子供を持つ同じ専業主婦でした。
偶然にも10分と離れていない場所に住んでいました。

 

出会いストーリー

遠く離れたフラワーアレンジメント教室で

彼女と初めて出会ったのは、フラワーアレンジの教室でした。しかも、住んでいる街ではなく、車で1時間半以上も離れた隣の市でした。沢山あるであろうフラワーアレンジの教室の中で、偶然出会うのは万に等しい事でしょうか。

フラワーアレンジ教室に通いたいと思ったきっかけは、子供が幼稚園に入園し、子育てから解放される時間が少し取れるようになったからでした。子育ては楽しいものの、何か社会から取り残されているような気がして、家の中から飛び出したくて仕方がありませんでした。

 

教室に通い始めて3回目のレッスンの時、初めてお会いする1人の女性がいました。とても美しい目鼻立ちの整った、誰が見ても美人の女性でした。それが彼女との初めての出会いでした。

 

美しい彼女に感じた親近感

講師に紹介され、お互いに同じ街に住んでいることを知り驚きました。言葉を発した彼女にまた驚きました。その美しい容姿からは想像ができないような訛りで、一気に親近感が沸きました。そして、話してみると全く気どったところがない彼女に、益々魅力を感じました。

 

レッスンの帰り道に、彼女も子育てが一段落して、自分のために何かを始めたかったと聞きました。そんな同じ考えと方向を向いている2人の距離が、縮まるのに時間は掛かりませんでした。

 

二人で始める教室

ある日、いつもの様にレッスンをしていると、若い講師が「2人で教室を始めたらどうですか?」と思い付きのように言いました。2人で教室?最初はピンと来ませんでしたが、よくよく考えたら、何て楽しそうな事でしょうか。「それはいいですね~」2人とも悩むことなど一切なく、即答でした。

 

その後も2人は意気投合し教室開校に向けて夢が膨らみました。彼女は、まるでずっと昔からの友人のようで、構えず自然に接することが出来る人です。こういうのを運命の人と言うのでしょうか。

 

その後は、フラワーアレンジ教室を卒業し、資格を手にして私達の住む街で教室を開講しました。気の合う2人は衝突することもなく、逆にお互いを立て過ぎる程でした。パートナーとしてだけではなく、人間としても彼女を尊敬しています。彼女を見ていると、同じ女性として教えられる部分が沢山あり、見習わなければといつも感じています。多分、1人ならここまでの行動力や勇気はなく、教室は開けていなかったと思います。彼女という素晴らしいパートナーがいるからこそ今の教室も私も存在しています。神様がくれた素敵な出会いに感謝しています。