出会いツナがるレポート

心に残る出会いの体験談を集めています。

ブラジル人の彼と出会うまで

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語り手プロフィール

福岡県出身の27歳女性。
現在はカナダのトロントにてワーキングホリデー中。
日本に住んでいた時は建築関係の仕事や、ダンスのインストラクターなど沢山の経験あり。
とにかくダンスが好きで生活の中心がダンスになっている。

 

出会った相手のプロフィール

ブラジル人の一つ年上の彼氏。
ブラジル出身だが、5歳の時に親に連れてこられてカナダのトロントに永住。
言語は英語とポルトガル語、現在は日本語も勉強している。
2つ国籍を持っており、仕事はエンジニアとして建築系のプログラミングをしている。
彼も10年前からダンスをしておりとにかくダンス大好きなラテン系な陽気な人。

 

出会いストーリー

 私は現在はカナダにワーキングホリデーで住んでいます。
 これは私とブラジル人の彼が出会うまでの話ですが、出会うまでに人生で幾つものきっかけがあったと思っています。
 沢山のきっかけがあったからこそ、私は今カナダに居て彼に出会ったんだと思います。

 

小さい頃から

 私は小さい頃から、ピアノを習っていたり中学校の時は吹奏楽部に入ったりと音楽が好きな子でした。
 今思えば、これが今の彼と出会う初めのきっかけに繋がっているのかなと思っています。

 中学生の英語の授業で、先生は毎回の授業で英語の歌を流し生徒に歌わせるという授業をしていました。
 その影響で私は洋楽を好きになり、いつも洋楽を聞いていました。


 高校生になり、文化祭で先輩がダンスを踊っている姿をみて…『私も踊りたい!』と思い、友達とダンススクールへ通う事になりました。それから私達は高校三年生の夏の文化祭に出ました。私は本当にダンスが好きになり、『高校最後の予餞会にも出よう!』と話していました。

 しかし私はダンスの友達から省かれ、友達は私とはもう一緒に踊りたくないと。私はショックで学校にも行けず、部屋に引きこもり死にたいとまで思っていました。そんな中、同級生が話を聞いてくれて少しずつ学校にも行けるようになりました。その頃には辛い思いよりも、悔しい思いがあり予餞会を見てみよう。という気持ちにまでなりました。予餞会後、その友達達はダンスの先生の転勤でダンスを辞めてしましましたが、私は大の負けず嫌いだった為その後も、上手くなりたい!見返したい!という気持ちでダンスを続けていました。この出来事が無かったら今ここにいないと思います。

 

月日は流れ

 そして月日は流れ、きっかけがありプロバスケットボールチームのチアリーダーのオーディションに受かりチアになりました
 4年間の間の2年間は子供の先生になり気づけばダンスが私の中心になっていました。チームメイトは凄くエネルギッシュで海外への留学経験や、いつも海外へ行ってる子ばかりで私は刺激を貰っていつか海外に行きたい!と思う様になっていました。そして私は海外行く事を決意しチアリーダーを辞めることにしました。


 どこに行こうか悩んでいた時に、トロントNBAが見れて、移民の国なので人も暖かくてニューヨークにも近い!という理由で私はトロントへ行くことを決めました。

 当時私には好きな人がいましたが、その彼とは付き合わずに一年後に戻ってきたら付き合おう。という約束で私はトロントへ行きました。

 

トロントで出会った太陽みたいなブラジル人

 そして、トロントへ来て初めの3ヶ月は語学学校。その後はカフェやガーデニングの仕事をしていましたが、その頃には好きだった人が元彼と戻ったなど少しショックな出来事もあり、少しホームシックになって年齢も年齢だし1年したらすぐに福岡に帰ろう。ここで彼氏なんて必要ない。と思っていました。

 そんな時私はこっちで仲良くなった日本人の友達に『友達のブラジル人から、ZOUKというダンスに誘われてたから一緒に行こう!』と誘われ、興味本位で行くことになりました。

 それが今の彼との出会いです。

 彼はブラジル人なので、ブラジリアンタイム。私達は9時からと聞いていてスタジオには9時に到着。
 しかし、彼が来たのは10時前(笑)。その時に初めて彼に会って、彼への第一印象は『なんだこのヘラヘラした人は!?』という印象しかなかった(笑)
 1時間も遅刻してきたのに笑顔で『Hi!!』と私達に挨拶をし、悪気も全く無くニコニコしていた。その後ペアダンスなので私は彼と踊ることになり、全くわからないまま彼にぐるぐる振り回され踊っていた。今彼に聞くと彼も私の第一印象は『この子ダンス出来るんだー!』としか思って無かったらしい(笑)。
 その後も私はスタジオに通うようになり、気づけば彼は私のダンスの先生になってスタジオ以外でも一緒に踊る仲になっていた。
 私は彼とのダンスの心地よさに惹かれ『いいな』と思っていた

 そして、皆で遊んだ帰りに彼は私の家の前まで送ってくれて不意にキスをされました。
 私は気が動転して、日本じゃ付き合ってからでないとこれはしない!と話をすると『付き合うって何?』と言われ(笑)
 『『好きです。』と言って相手も『好きです。』となったら付き合ってるんだよ!』と言うと『I like you』と言われこの日から付き合うことになりました。

 これが私達の出会いです。

 彼はブラジル人なので本当に太陽みたいな人で毎日『I love you』と言ってくれます。
 今は本当にこの彼と出会えて私は幸せです。
 あの時、あの英語の先生じゃなかったら。友達に省かれ無かったら。ダンスをしてなかったら。オーディションに受かってなかったら。
 今思えばいくつもの経験があって私達は出会ったんだと思っています。

 辛い事もあったけど、このすべてがあるからこその出会いだと思っています。