出会いツナがるレポート

心に残る出会いの体験談を集めています。

男女比9対1の工業高校での恋

f:id:mmaster:20161014175508j:plain

語り手プロフィール

高校1年生(15歳)の女子で県内の工業高校に進学しました。中学生の頃に2人の人とお付き合いしたものの、どちらも2ヶ月と持たず破局。それ以降恋愛には消極的でした。男女比が9:1のほぼ男子校のようなところで、平和に過ごせるようにネコをかぶっていました。

 

出会った相手のプロフィール

同じ工業高校に通う高校1年生(15歳)の男子。明るく活発な人でクラスのムードメーカー的存在でもありました。騒ぎすぎて先生に怒られることも度々あったヤンチャな男子高校生です。

 

出会いストーリー

 

高校の入学式

 

私と彼が初めて出会ったのは高校の入学式。5学科ある工業高校でしたが偶然にも彼とは同じ学科でした。血気盛んな男子高校生ということもあって、教室で大声は出すわすぐに服は脱ぎ出すわ…正直あまり関わりたくないなあというのが第一印象。しかもクラスで唯一の女子生徒の私に面白半分でダル絡みをしてくる、言ってしまえば嫌な奴でした。

入学してすぐに他校生徒の彼女をつくって「俺ら結婚するんだ〜」といつの話だよということを言ってみたり、一緒に撮った写真を見せてきたり、別に私にとってはどうでもいいことをペラペラと話してくれました。この時はまさか1年半後に彼と付き合うなんて思っていませんでしたね。

 

ハロウィンで急展開


彼との急展開は高校2年のハロウィンの日。

お昼ご飯を数少ない女子生徒と更衣室で食べていた私は、昼食を済ませ教室に戻りました。教室の扉を開け自分の席に目を向けると、机の上に何かが散らばっていたんです。近くで見たところ机の上に袋から出されたベビースターラーメンが散らかっていました。こんなことするのはあいつしかいないと視線を向けると、少し離れた自分の席でニヤニヤ笑っている彼の姿が。1年半以上も同じ教室で過ごしてきて 、彼のこういう行動にはそんなに動じなくなっていたので、机の上に散らばったベビースターラーメンを残さず平らげ着席しました。

その日の帰りに何気なく開いたツイッターに、彼が私のことをツイートしていました。いままで散々いじられてきてもツイッターに書かれた事例はなかったので少し不思議でした。しかも彼にはまだ付き合ってる彼女がいて、その彼女が割と嫉妬深い人だったらしいのですが、彼女の見てるツイッターにこんなこと投稿して大丈夫かよ…と思いました。その後の彼の私に対する態度からは、からかっているという感じがしなくなりました

 

メリークリスマス

冬の修学旅行では、移動で階段を登る際に「持てるか?」と言ってキャリーケースを持ってくれたり、見学先でのお土産をくれたりして、普段とのギャップ驚きました。宿泊先の部屋にも毎晩のように遊びにきて、たくさんお話もしました。楽しいなあと思う中、彼と過ごす時間が愛おしくも思えてきました。

修学旅行が終わりいつもの学校生活に戻ったら、彼とあんなに楽しく過ごすこともなくなるんだろうな…しかもまだ彼女いたよな…こんな仲良くしてたのバレたら大変だよな…と思いながら帰路につき、そしてまた学校生活が始まりました。しかし修学旅行が終わって1ヶ月ほど経った12月24日、夜に彼から「電話できるか」と連絡がきました。彼に対する好意を自覚していた私は彼と電話をすることに。10時頃から他愛ない話をし続けて気づけば日付は25日になっていました。その日付が変わった時、「メリークリスマス」のあとに彼から告白されました。もちろん今までの彼女とは別れた状態でです。もちろん返事は決まっていたのですが、突然のことにパニックになっていた私は「考えさせてほしい」と返事を1日伸ばしました。そのお陰で私たちの記念日は12月26日です。